vol.2284
今は雨も止みましたが
真夜中は大雨でしたね
水の街「枝川」に住む自分は
雨音が強くなると
寝ていてもドキドキもんです
深夜のラジオからは
大雨に備えダムが放流を始めました
なんて臨時ニュースも
その放出量は毎秒300t以上!
想像できませんが
爆発的な放流のイメージ
そんなダムが大放流するような
大雨の時
実は屋根の上でも
ダムのように水が溜まる時が
稀にあります
屋根の傾斜が2/10以下の
勾配が緩い屋根ですね
屋根が小さい規模なら
まだ問題はありませんが
そうですねー
上りが10m超えて長くなると
軒先から雨が落ちるスピードより
降る雨の方が多くなり
一時的ですが
屋根に水が溜まり始めるんですよ
こうなると屋根材のジョイントから
漏水が起こる場合があるのよねー
それを考慮して
屋根材の選定や
ジョイント位置の設計を
せんといかんのです
ちなみに一般的に
イメージできる傾斜(3/10)の屋根
この勾配以上ある
ガルバ屋根やスレート屋根、瓦屋根なら
屋根には物理的に水が溜まらんから
この雨漏り現象はまず起きません
ま、どんな時でも
パッキンに頼るだけではなく
構造で雨漏りをさせない施工方法
これがマストですね
それではまた。
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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。