vol.2236
桜の時期に降る雨って
「桜雨」や「桜流し」と言われます
言葉の響きは美しいですが
桜を終わらせてしまう感もあり
少し寂しいような気が
ただ、雨の日の桜ってのも
イキじゃないですか?
さて、雨が降れば
桜が散るだけじゃなく
古くなった瓦からの雨漏りも
発生しますよね
今回は苔が生えて
瓦の雨漏りが発生
瓦の重ね代や継ぎ目に
苔が生えて雨を堰き止め
吸いこんでいますね
また継ぎ目から浸入した
雨水の排出も少し阻止気味な状態
で、これくらい年数経つと
(恐らく築40年以上)
瓦の下葺材(防止シート)も
かなり劣化していて
止水性能は全く無いでしょう
そこへ瓦の隙間から浸入した雨水は
容赦なく室内へ雨漏り
なのでこんな状態の瓦を洗浄して
塗り替えしても
雨漏りは止まりませんし
今後の再発リスクも変わりません
瓦屋根の性能って
下葺材の性能も大きいんです
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。