屋根からの耐震も考えてあげてよ!

vol.2189

先週末は高知市総合防災訓練でした

 

あいにくの空模様でしたが

たくさんの方が

防災訓練に参加されていました

 

そんな中、限られた人数でしたが

オガサのブースへも立ち寄って頂きまして・・・

 

やはり能登地震における家屋の倒壊が

南海トラフ地震に対する備えになっているようです

 

 

そんなこんなで耐震補強の重要性と

屋根の軽量化がいかに重要かを

しっかりお伝えさせて頂きました

 

 

さて、今回の能登地震

 

建物被災状況も少しずつ分かり始めましたが

その被害を受けた住宅は

3万棟を超えてしまいました

 

数値的に多いか少ないかはさておき

 

耐震性を保っておくことが如何に重要かってことを

今回の地震で改めて叩きつけられました

 

そんな耐震工事における施工で

古くなった屋根に

何も修復行わなず

壁、柱、基礎の耐震補強だけの場合があります。

 

確かに耐震だけで考えれば

それってOKなんでしょうが・・・

 

でもね、自然災害って地震だけではなく

台風もありますし

近年多発する豪雨

そして夏の猛暑もあります

 

そんな状況の中

建物の性能って

屋根が8割を占めるとも言われています

 

その屋根が30〜40年を超えて

何もメンテナンスを行なっていなければ

近い将来に雨漏り等

屋根に何らかの不具合が起きる可能性は

メチャ大きいですよ

 

築年数がたった家は

単に「耐震」だけでは考えず

雨漏りも含めた総合的な自然災害から家を守り

そして生命、文化、財産を守る対策を

しっかり行っていきたいものです

 

それではまた。

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。