屋根人、腐食事故を考える

vol.2181

先週末の行った足摺海洋館

 

水族館は当然ながら楽しみましたが

屋根人として屋根やら雨樋やらも

当然ながらの大見学ですw

 

「SATOUMI」に隣接している

竜串ビジターセンター 

 

「うみのわ」

 

竜串を知り尽くす「うみのわ」では

目の前に広がる海の情報から

地域の情報まで

幅広く情報発信していました

 

で、デッキに出て海を眺め

上を見ると、、、

ん!?

サビちゅうー!

 

そう!軒樋の支持金具が

「こっそり」サビています

 

本体はステンレス(SUS304)の

カラー品なのでコーティングされて大丈夫ですが、

支持金具はステンレス(SUS304)の素地のまんま

 

ま、それは特に問題はないんですが

要は軒樋の奥(後ろ)に取り付いてるんで

塩が付着しても洗い流されずに

固着した塩の影響で

耐食性のあるステンレス(SUS304)でも

サビるんですね

 

こういった海沿いでは

 

ですからここいらの場所では

ステンレスでも

耐食性のある仕様にしたいものです

 

だけど実際にはメーカーからも

そんな金具はライナップとして無いかも?

特注仕様になるかも?です

 

そんな耐食性論の証拠に

デッキの固定ビス

おそらくSUS304より耐食性の劣る

SUS410でしょうが

(SUS305かも?)

雨のたびに洗われるので塩害の影響を受けずに

シャッキでサビちょりません!

塩害恐れがある地域での

ガルバやステンレスの使用には

素地系は使用せずに

カラーやメッキ品が良いですね

 

もちろん塩害耐食性に優れるステンレスもありますが

入手が困難だったりかなり高価だったりします

 

それではまた。

 

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投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。