屋根のコケ問題

vol.2088

シトシトと

今日も梅雨らしい空模様。

 

遠くの山も近くの山も

そして田んぼにも薄モヤがかかって

何とも幻想的と感じるのは大袈裟かいな?

 

それとも開き直りなのか?

 

 

そんな新緑がグッと深まり

我が愛する苔テラリウムも

パワー全開の季節です(笑)

 

 

さて、この時期から苔は

ご観覧の良い季節ですが

屋根に生える苔を楽しんでいては

チョイとマズい。

 

住宅なら「瓦やカラーベスト」(コロニアル)

工場倉庫なら「波形スレート」の

重ね部分や継ぎ目部分に苔が生えちゃうと

雨漏り発生の確立が非常に高くなります。

 

苔がスポンジ作用となって

雨水を常時吸い込んじゃうんですよね。

 

そして雨が降れば苔が流れを堰き止め

継ぎ目から雨漏りが始まります。

 

仮に屋内には漏っていなくても

屋根を剥げば、ほぼ100%で

雨が内部に侵入しています。

 

こうなると屋根表面を洗浄しても

継ぎ目の内部までは清掃できないので

築年数が経った屋根は

葺き替えをオススメしていますね。

 

くれぐれも屋根洗浄⇒再塗装の際は慎重に!

 

それではまた。

 

〜毎週金曜日更新〜
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ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。