vol.2073
昨日の午後、
石川県は能登の先っちょ
珠洲市で震度6強の地震が発生。
屋根が重たい瓦の建物は
一階部分が押しつぶされて
ぺちゃんこ。
倒壊を免れた住宅でも
多くは棟瓦が崩れています。
残念なことに今回の地震でも
崩れた瓦屋根の修理中に
ハシゴから転落して
亡くなった方がいました。
そこで「崩れない屋根」が
求められているのです
ですので、ここ最近の屋根には
割れない崩れないガルバリウムの屋根が
主流なんです。
今回の地震もそうでしたが
中規模クラス以下の揺れだった地域でも
早速、瓦屋根の修理依頼が殺到し
対応が困難になっています。
屋根の修理待ちは
数週間から1ヶ月以上ですね。
ブルーシート養生でさえ
数日は掛かります。
下手すりゃ泣く泣く
法外な養生費用を払わざるを得ない場合も。
瓦の場合はその窯業系材質が
割れや崩れの主な原因になります。
また棟瓦を固定している針金が腐食して
小さな揺れで崩れるケースもよくあります。
平常時にしっかりと定期点検をして
固定なり補強を行っておくことを
オススメしますね。
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。