vol.2071
シトシト降る肌寒い春の雨
朝のうちは小降りでしたが
夜になると本格的な雨
そんな雨の日に活躍するのが
雨とい
去年のクリスマス豪雪で破壊された雨といも
まだまだ問い合わせも修理も続いています。
梅雨の頃までには何とか修理も完了させたい
今日この頃です。
そんな雨樋って
素材の主流は「塩ビ」ですが
ガルバやステンレス、銅板もあります。
それぞれの特徴があり
それぞれの耐久性があります。
もちろん価格も差があり
倍以上するモノもあります。
その選択肢って、予算もあるでしょうが
建物の大きさやデザインに合わせた
「雨とい」のチョイスがポイントですね。
軒先で雨をスムーズに集めて排水する。
当たり前ですが、その大事な役目を担ってます。
また軒先をつかさどる雨どいは
建築全体のデザインにも
大きなウェイト占めているんですよ。
でもそんな雨樋って
その昔は竹だったんです。
竹を半分に割って
中の節を削いで
軒先の雨水を流していたんです。
そんな味のある竹雨どいって巷では
めったに見ることはありませんが
神社仏閣へ行くと
いまだにその味わいを見ることができます。
これからの季節
新緑と”苔”が緑を増し
竹の雨どいも映えます!
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。