植物が屋根雨漏りの原因に⁉

vol.2058

製造業の工場さんから

「ここ最近、屋根から

 雨漏りがするがよー

 ちょっと見て

 修理して欲しいがやけんど・・・」

ってお問い合わせ。

 

伺って内部から目視すると

特に割れている様ではないけど

確かにスレート屋根に雨染みを確認。

 

その工場は天井がなく

平屋と2階建ての中間くらいの

屋根の高さ。

 

ドローンを飛ばして見ると

あら、ビックリ!

 

屋根材のスレートが見えません。

きれいに苔が育っております♬

 

もはや屋根が苔テラリウム

 

 

その工場は郊外にありまして

山の北側で

秋〜冬〜春の日差しが低い時期は

あまり日差しが当たらない場所。

 

苔にとっては居心地が

とても良い環境なんでしょうねー

 

こうなると

そりゃー雨漏りしますよ。

 

スレート屋根のジョイントや隙間に

吸水性スポンジが入ってるみたいなものですからね。

 

吐き落とす、洗い流すって方法もありますが

重ね代やジョイント部分の奥に

入り込んでいる苔なんかは

さすがに取り除くことはできません。

 

でも、そこも取り除かんと

直ぐにまた雨漏りが再発しちゃいます。

 

そこでカバールーフ

「ガルパワー」の出番になるのです。

既存の屋根はそのままで

新しく屋根をカバーしちゃうって工法。

 

 

屋根に生える草や苔って

意外に悪さをして

雨漏りをさせます。

 

植物の根は成長が強力なので

瓦なんかだと屋根をじんわりと

破壊する場合もあります。

 

くれぐれも屋根でのガーデニングや

苔テラリウムにはご注意ください!

 

それではまた。

 

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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。