この時期多い屋根の結露

vol.2057

学校の体育館や

似たような規模の工場や

倉庫など、比較的屋根が大きな建物で

 

「時々雨漏りがするんですよ」

 

って言う相談があります。

 

ん? 時々?

 

 

実はこれって

雨漏りじゃないケースがあるんですよね。

 

結論から言うと

これって結露の場合がほとんど。

 

暖かい空気は上へ移動します。

 

当然ながら暖かいので

冷たい空気より湿気があります。

 

工場や倉庫の中でも

天井付近は比較的暖かく

寒い時期となると屋根裏で

外部と内部の温度変化が起きます。

 

これは外気の冷たさを

屋根が貫通させているから。

 

これって雨漏りじゃないですから

屋根をいくら修理しても

雨漏りは止まりません。

 

ではこの対策って?

 

①除湿

②空気の攪拌

③屋根や天井自体の熱移動を止める

 

①も②も状況により

解決できるかどうか?

 

うーん・・・ムズカシイ。

 

やはり屋根の遮熱性能を上げるのが

物理的な解決になります。

 

それではまた。

 

〜毎週金曜日更新〜
■オフィシャルYoutube動画■
https://bit.ly/3z5Elvv  

■工場倉庫の暑さ・熱中症を解決&節電ルーフのサイト■
https://www.ogasa-solution.com/

■オフィシャルHP■
http://www.ogasaseikou.jp 

オリジナル住宅用減災ルーフ
ガルパワー®

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。