屋根の修理にも事情がある

vol.2036

古くなった工場の屋根が雨漏り

とのご相談。

 

規模的には大きめのコンビニ

2つ分ぐらいでしょうか?

 

その1ヵ所だけがピンポイントで

雨漏りしてるんですよ。

 

応急処置的な修理も

今まで何回もやってきました。

 

しかしその度に別のヶ所から雨漏りが再発。

 

トホホ、、、

 

イタチごっこの繰り返しです。

 

 

築40年を超えているんで

もう全体的に改修する時期なんですが

企業さんにも事情があり

今期はコストをかけられないとのコト。

 

そこで今回は

その漏っている箇所を覆うように

幅はほんの数m×長さ10mオーバーを

ピンポイントでのカバールーフ

 

全体にすると1/30ってトコでしょうか。

 

へー!部分的な修理ができるんなら

漏る度、順番に直しゃいぃじゃん♪

 

イヤイヤそれって超非効率で

無理もあります。

 

その度に足場を組み、

少量を都度都度搬入

そしてクレーンによる屋根上げも都度都度。

当然経費も都度都度発生します。

 

こんなことしていたら結局、

一度にやるより

工事期間は2倍以上ですし

コストも2倍近くかかります。

 

 

しかし今回のように

今回は最小限度で応急処置的に修理をして

来期で全面改修を行う作戦は、、、

 

全然、有りだと思います。

 

また修理した箇所の屋根は

そのまま続けて使用できる施工も

できますし全く問題ありません。

 

工場様の事業計画に沿った

改修工事のご提案も

得意技術サービスのひとつです。

 


それではまた。

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。