屋根の太陽光発電ってどうよ?

vol.1973

梅雨も明けて夏が来た!

 

とはいきませんね。。。

 

パッとしない天気が続きます。

南国土佐の高知。

 

なので、、、

自宅の太陽光パネルも

パッとしない発電量の毎日。

 

そんな自宅の新築と同時に設置した

京セラの太陽光発電システム。

 

5.4kwのシステムで

ガンガン発電をしてくれています。

 

あ、してくれていました。

(もう過去形ですw)

 

数年前に耐用年数も過ぎ

発電効率も落ちたので

一昨年にパワコン(直流⇒交流変換器)を

交換しました。

 

しかし間もなく、、、

30万円以上も掛けて交換したのに

今度はモジュールの回路がブッ壊れて

発電は大幅ダウン。

 

月の売電はたったの10円前後に(大泣)

 

そして、現在はとうとう、、、

ウンともスンとも全く稼働していない

屋根に設置された(ニワカ)

産業廃棄物となっています。

 

そんなこなんで

エコなイメージの太陽光発電。

 

自分が設置して感じたのは

 

「???」と微妙。。。

 

物には何でもそうですが

メリットとデメリットはあります。

 

太陽光発電もそれは一緒で

デメリットとしては

屋根の1部分に

300kg前後の重量物を設置するため

耐震性は明らかに不安定。

コレがひとつ目。

 

ふたつ目

モジュールやパワコンも

定期的なメンテナンスや交換が必要ってこと。

(当たり前ですが・・・)

 

みっつ目

屋根本体にダメージを与える。

(自宅はモジュールラックのサビだらけ)

 

現在設置17年目ですが

今後は屋根を葺き替えるまで

この稼働しない太陽光発電システムは

そのままにするつもりです。

(屋根葺き替え時に解体撤去で処分)

 

メンテに費用を掛けても

売電価格が大幅に下落したこのシステムは

もはや費用対効果が全く無い。

 

息子2人も既に独立していますので

今は生活エネルギーの使用も

大幅にダウンしていますから

この生活変化だけで十分にエコなんだなぁ。

なんて、、、

 

以上、屋根マンであるイチ個人

ワタクシの経験談でした。

 

それではまた。


(2022年1月より不定期発信)

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。