vol.1970
いやー
昨日の晩はよく降った。
台風も接近しているし
予報で大雨になるのは
分かっていましたが
夜中にあれほどザーザー降るとは。
それもそのはず、
県西部に線状降水帯が発生した影響で
大雨になったらしい。
ま、どこも
大きな被害はなかったみたいだし
我が家も水没しなかったんで
ホッとしましたね。
さて、そんな大雨の時って
屋根の先から「雨」は
どのように落下しているか
知っています?
「そんなん知るか!」
って感じですよね(笑)
抜けるような大雨はさておき
実は「普通の雨」では
屋根の傾斜や種類、
素材によって様々なんですよねー
「屋根のトン先から当然
垂直に落ちるでしょうよ。」
ノーノーノー
そんな単純ではありません。
軒先から落ちる雨粒は
ほぼ、若干後ろへ後退落ちをします。
特に瓦屋根の場合は
見てて面白いほど
数センチは後ろへ落ちまよ。
なので、雨樋を取り付ける時は
その特徴をしっかり把握していないと
様々な屋根から落ちる「雨」を
雨樋で受ける事ができません。
「雨が樋を飛び越えて
溢れてる〜(;。;)」なんてのも
たいがい設置位置が微妙に悪くて
軒樋の後ろ側へ後退落ちしているのが
殆どですしね。
そんなこんなで
雨が降ると大活躍の雨樋。
台風4号は温帯的気圧に変わったけど
もう少し雨の影響はありそうです。
雨樋も出番が多くて
さぞかし仕事の甲斐があるでしょう。
でも、屋根マンは
全く仕事になりませんね(泣)
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。