樋を詰まらせるな!

この夏、東京で行われる(?)

国際的なスポーツイベント。

 

その組織委員会長の発言が

今、話題になっています。

口は災いの元のですね。

 

 

さて、口と云えば「落し口」

 

樋の世界で「落し口」は

非常に重要なパーツです。

 

集水器、上合、枡なんて

様々な呼び名もありますね。

 

その落し口って言わば

雨水の交差点。

 

水が集中しますので

詰まればたちまち溢れ出します。

 

その詰まり対策で

落し口に金網を

設置する方がおられますが

コレはまぁ効果が無く

その場しのぎですね。

 

この金網自体に速効で

ゴミや落ち葉が詰まって

完全に排水口が詰まります。

 

なので、落ち葉やゴミが詰まっても

排水できるように

その金網を筒状に立ち上げて

セットすれば

下部でゴミを堰き止めて

上部で排水が可能です。

 

これをストレーナーと呼んでいます。

 

またその大きさって、排水口断面積の

2倍以上は欲しいですね。

 

そして、樋の詰まりに

最も効果があるのが

パイプネットの設置です。

 

ネット状のパイプを

軒樋の中に仕込むだけ。

 

すると、ゴミが表面詰まりますが

ネットパイプの中を雨水が流れるので

樋の排水機能は長期間バッチグーです!

 

でも、、、

定期的な清掃は必要ですからね。

 

では、また明日!

 

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。