イメージとは違ってオトナシイ

金属屋根はたまぁに

「雨音がウルサいろう?」って

聞かれるんですよね〜

 

イヤイヤ

そんな事は無いっすよ。

 

計測器を使って厳密に測定すれば

ある周波数部分は確かに高い。

 

でもね、人間の聴覚では

屋根材の違いによる

雨音の強弱って

実はあまり無いんですよね。

 

むしろ雨音の強弱は

屋根の構造によるモノが

多いんです。

 

例えば住宅の屋根って

瓦やカラーベストの場合

室内側からは天井、

そしてグラスウール断熱材があり

小屋裏、野地板、屋根材となります。

 

しかし、工場なんかは

天井も野地板も無しで、いながら

金属屋根(ルーフデッキ)って

構造が多いんですよ。

 

ガレージや物置、

ちょっとした小屋なんかも

そうですよね。

 

コレのイメージが世間的に強い。

 

まぁ金属屋根って

そもそも強度があるので

野地板を使わずに

構造体(骨組み)に「いながら」

屋根を取り付けられます。

(コレ超メリット!)

 

で、天井も無し。

 

そりゃ音も違いますよ。

 

そもそもの条件が

違い過ぎますから。

 

ですから金属屋根でも、

野地板の上に葺いて

天井を設置すると他の屋根材と

雨音はほぼ一緒になります。

 

その証拠に、

最近の住宅屋根って

ガルバリウム鋼板が

非常に多いですからね。

 

で、雨音が

人間の感覚でウルサイのは

むしろ窓からの侵入が

意外に大きいんです。

 

そうだ!

 

屋根材による雨音の違いを

模型を作って

測定してみようっと!

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。