住宅の耐震補強工事って
業者さんにより
屋根を軽い素材に葺き替えるより
壁の補強を増やして
耐震性を向上させる場合があります。
屋根を葺き替えると
工事金額が増えるので
補助金内で収まらないからだとか。
んんん〜〜〜
間違いじゃ無いんですがね、、、
オガサでは
あんまりオススメはしていません。
なぜ?かというとね。
耐震補強が必要って事は
築年数も結構経っている
お宅が多いものです。
となると・・・
屋根の劣化は今、どうなの?
(屋根リフォームを
していれば別ですが)
そして耐震補強するからには
今後は十数年、いや数十年と
暮らしていくのでしょうから
屋根の耐久性は大丈夫なのかね?
屋根って建物の性能の
7割を占めると言われています。
耐震補助金内で補強を行うのは
モチロン良いのですが
長期に渡って
人が安心できる家つくりこそが
大事と思うんですよ。
耐震補強していても
中規模クラスの地震が起こると
古い屋根は割れたりズレたり
落下したりして
屋根の機能がほぼ
無くなる場合が多いんです。
実際に大阪北部地震では
建物の倒壊や
半倒壊は少なかったのですが
一部損壊の家屋が
6万棟を超えました。
結果、屋根だけ被害を受けた
一部損壊のお宅は
屋根修理業者の手が回らず
1〜6ヶ月も修理ができなくて
その後の台風で家は水没状態になり
住める状態じゃなくなった
事例がたくさんあります。
また屋根が被災した位では
地震保険もおおよそ30万位しか
補填が効きません。
そんな金額で
屋根を修理するなんて
とても無理です。
ですので、
地震に備えるのであれば
補助金内で
耐震性能を数値的に上げるの良いのですが
そのもう一つ上・・・
「安心して暮らせる」ってトコを
地震への備えには
重視して頂きたいモノです。
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。