この時期には珍しく、
昨日の夜中から雨。
正直、ビビります。
雨音が音激しくなると
寝られないんですよね〜
雨漏りに関する仕事をしてるから
ついつい職業病で、、、、
なんてそんなもんではなく
単に高知でも屈指の水没地区に
住んでいるからなんですけどね。
さて先週末、
大雨の中を四万十川の中流域、
大正町の方へ
社寺文化財の勉強に行っていました。
屋根の専門家がなぜそんな
文化財を勉強しているかって?
建築の仕事しているから興味があって
好きっていうのもあるんですが、
実はチョイと勉強も兼ねています。
というのも
建築はすごく奥が深くて
最先端の技術はもちろん大事なんですけど
100年前の建築技術、
文化財的な知識も少々必要なんですね。
先日、築100年超えの民家がありまして
構造的にすごく価値があるんですよ。
宮大工が建てたその木造家屋。
各所に宮大工的技術が盛り込まれた
今では考えられないような
贅沢な技術を盛り込んだ民家でした。
ところが数年前、、、
改修工事を行ったのは良いのですが
当初の面影は一切無し。
ナント!!!
文化財価値を全く知らない
大工さんと瓦屋さんが
現代的リフォームで
ごく普通の民家になっていました。
知識が無いって事は
本当に恐ろしいものです。
先人が築いた素晴らしい建築技術。
反して古いものをブッ壊して
安くて合理的な建物にリフォームする。
間違いじゃないですが
どうなのかね〜?
折角の歴史的価値ある建築です。
それを後世に残す事は
先人への敬意だと思うのは
大袈裟でしょうかね・・・?
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。