工場なんかで
屋根から「明かり」を取り入れるのに
ガラス繊維樹脂の屋根を
一部に使うことが良くあります。
「FRP」っちゅうヤツです。
このFRPってのは身近では
ベランダや屋上屋根の防水に
よく使われています。
でも、それらは
トップコートと呼ばれる
FRP本体の劣化を防ぐ塗装を
表面に施していますが
さすがに屋根の明かり取りに
その塗装を行うと
採光の意味が無くなります。
で、最近はこのFRP屋根も
劣化防止剤等をコーティングをして
耐久性も向上していますが
数十年前のFRP屋根は
そんなもんしていませんでした。
なので、台風でよく
吹っ飛ばされています。
その原因はまぁ、
風が強いっていうのもあるんですが
FRP自体が紫外線劣化により
どんどん痩せていって
ペラペラになっているんですよ。
指で押すだけで
穴が開くレベルです。
そこへ強風が吹いたもんですから
止めているボルトだけ残して
FRP屋根は
きれいさっぱり飛んでいってます。
そんなこんなで
最近の明かり取り屋根の素材は
FRPじゃなくて
ポリカーボネートになっています。
この素材
耐候性、耐衝撃性がもの凄く高くて
塩ビやFRPの様に
割れることも無いんですよ。
透明度も高くて明かりを
「バッチリ」
取り入れてくれます。
しかも、紫外線劣化防止のコーティングは
もちろんのこと
太陽の熱線や結露なんかも
減少させる性能があるんですよ。
屋根に使う材料って
10年やそこらで
しょっちゅう変えるわけにはいきませんので
屋根本体と同等の耐候性を持つ
素材のチョイスがポイントです。
それではまた。
■雨樋の専門家でプロフェッショナル
雪で壊れた雨樋の修理はコチラ
〜毎週金曜日更新〜
■オフィシャルYoutube動画■
https://bit.ly/3z5Elvv
■工場倉庫の暑さ・熱中症を解決&節電ルーフのサイト■
https://www.ogasa-solution.com/
■オフィシャルHP■
http://www.ogasaseikou.jp
■オリジナル住宅用減災ルーフ■
ガルパワー®
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。