漏っている感が全く無い⁉ 雨漏り。

屋根は見た目的に問題ないけど

車庫の天井に雨シミがデキて

どうも雨漏りしている?

 

との、相談を頂きました。

確かに天井が無い

屋根裏が表しの車庫。

 

でもね、、、

もう伺った瞬間、屋根を見なくても

原因は大体予測できましたね。

 

その経験測から

勾配に適した屋根形状材を使っていないのが

原因です。

 

ガルバリウム鋼板製の屋根ですから

素材のチョイスはいいんですがね・・・(笑)

 

残念なコトに屋根材に成型した形状が

そもそも屋根の傾斜に合っていないんです。

 

要するに、屋根勾配が3寸以上の傾斜で

取り付け可能な「アポロルーフ横葺き」を

2寸勾配のこの屋根に葺いているんですよ。

 

これじゃ、横方向のジョイントから

雨水を吸い込んでいるのは

間違いないですね。

特に軒先になるほど

屋根を流れる雨量も多くなりますからね。

 

屋根を雨漏りさせないポイントとして

勾配(傾斜)に合わせた

屋根材のチョイスが必須です。

 

その基準は「3寸勾配」

 

瓦をはじめ、カラーベストコロニアルや

波形スレートなど

横方向にジョイントが出来るモノは

3寸以下の勾配では雨漏りの可能性が

非常に大きくなります。

そんな時にベストな屋根材は

ガルバリウム鋼板製の縦葺きタイプです。

(ルーフデッキでもGoodです!)

 

何せ、ロール状のコイルから

屋根の長さに合わせて

成型加工しますので、

棟から軒先まで

横方向のジョイントを無くせますからね。

 

だから・・・

物理的に漏らない!

 

その建物に、屋根に、勾配に、

ベストな屋根材をチョイスするのも

金属屋根マスターのオガサは得意です!

 

それではまた。

 

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ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。