強いけど、ナイ〜ブな屋根素材「ポリカ」

ベランダの差し掛けや

カーポートなどでよく見かける

プラスチックの「波板」

 

コレって最近は

ポリカーボネートが多くなりました。

 

このプラスチックの一種である

通称「ポリカ」は

60年ほど前に

ヨーロッパで生まれた素材です。

 

ガラス並みの透明性がありますので

カメラレンズにも使われています。

 

耐候性も非常に良いので

塩ビの様に割れたりしません。

 

ですから、耐衝撃性が高く

車で踏んでも

トンカチで叩いても、割れません。

 

ナント!

 

特殊部隊の防弾材料にも使われているらしく

日常生活ではまさに

理想的なプラスチック素材です。

 

オマケに自己消化性がありますので

火を付けても燃え広がりませんからね。

 

ですが、、、

 

傷つきやすいのよ。。。

 

鉛筆硬度でHBクラスです。

 

ウエスやブラシで洗浄すると

ガッツリとキズが入りますよー

 

そして注意せんといかんのが

有機溶剤や界面活性剤に超弱いんです。

 

アルカリ性の洗剤を掛けて放置すると

反ったり、最悪・・・割れます。

で、屋根工事でポリカを使う際には

シーリング材やパッキン材は

ちょいとポイントです。

 

脱アルコール系の

「ポリカ専用シーリング材」で無ければ

クラックが入って

雨漏りが起きますからね。

トンカチや弾丸には強いのに

意外に「ナイーブ」なトコある

ポリカなんです。

 


それではまた。

 

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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。