気持ちのいい晴天。
湿度は低く、日差しが眩しいこの季節が
1年で一番過ごしやすい気候ですね。
突き抜ける青空も、オヤジ心をワクワクさせます。
さて、オガサでは
住宅屋根をガルバリウム鋼板で葺く時に
屋根のケラバ側(妻側とも呼ぶ)は
唐草水切りに接着剤併用でカシメます。
軒先や棟側じゃない面ね。
理由は強風対策です。
屋根に当たる風って
イメージ的には軒先が一番強く
次にケラバ側と思いきや
一番は棟の両端、次に軒先の両端なんです。
なので、意外にケラバが
ダメージを受けやすいんです。
先の大阪台風や千葉台風で
現地調査に入った時もそうでしたが
強風ダメージを受けやすい屋根の部位は
決まっています。
高知の台風もモチロン同じです。
ですから、軒先や棟、そしてケラバなど
屋根葺き材の仕様により
強度がオガサ的にイマイチな所は、
厚鋼板を使った補強下地を入れるか
接着剤を併用した工法を勝手にしちゃいます。
オーバークオリティーかもしれませんが、
社内でできるチョットした
(実は材料も端材などで使えますので、、、)
強風対策の工夫なのです。
これも数々の強風災害で
ブッ壊れた屋根を修理してきた
経験と知識なんです。
図面や教本には決して描かれていない
独自のノウハウ。
これは職人と会社の資産ですね。
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。