雨漏りは塗り替えでは止まらんよ!

5月がスタートしました。

明日からGWってトコも多いでしょう。

 

オガサも明日2日から6日まで

GW休暇となります。

 

この時期、4月最終週になると

高知も県外ナンバーの車が

とても目立ちますが

今年はその風物詩もなく

GW気分も少々落ちますね。

 

 

さて、古くなった瓦から雨漏りが発生し

オガサに修理の相談を頂きました。

 

ご主人さんが

ハシゴで屋根に上がって見たところ

割れやズレは無いので

塗り替えすれば雨漏りは止まるだろうと思い

始めは塗装屋さんに相談したそうです。

 

すると、コレは塗り替えしても

雨漏りは止まらんよ。と

オガサを紹介してもらったそうです。

 

ちょっちょっ!!!

そうなんですよ!!!

 

雨漏りは塗り替えでは止まりません。

 

幾ら屋根がキレイでも直りません。

 

そもそも塗膜の劣化で

雨漏りしているわけじゃありませんからね。

 

瓦の雨漏りって

割れやズレが無くても

古くなれば起こる確率が非常に多いんですよ。

 

原因は、、、

重ね部分からの吸い込みや

塵やコケによる排水不良なんです。

 

室内に漏っていなくても

瓦直下に敷いてある防水シートには

(アスファルトルーフィング)

しっかりと入水している場合が多いんです。

 

くれぐれも雨漏りを

塗装で直そうとしないで下さいね。

 

先ずは構造的にしっかりと直し

その仕上げにキレイに蘇らせる

「塗り替え」なんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで

地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う

屋根リフォームと雨漏り修理専門の

【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦

(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。