ここ最近はもっぱらコロナですが
昨年、一昨年と
台風による被害が大きかったのは
まだ記憶に新しいですよね。
一昨年に大阪を襲った台風21号
そして去年、千葉を襲った台風15号
豪雨の被害も凄まじかったですが
強風による被害も
かなり大きかったですよね。
水害はさておき、
強風による屋根や壁の被害対策には
建物の耐風圧性能がとても重要です。
しかし、現在の建築基準法では
木造住宅に耐風圧性能規定は
ほとんど無く、
飛来物対策の規定もありませんなので
住宅の耐風圧性能が
その地域性に十分なのか
はっきり分からない状況なのです。
そんな中、オガサの金属屋根施工方法が
「日経ホームビルダー」の記事に
取り上げられました。
軒先やケラバなど
屋根の外周が強風により
飛散する被害が多かったので、
強風地域である高知の
屋根専門業者「オガサ製工」に
白羽の矢が当たったのです。
因みにもう一社は
日頃から仲良くさせて頂き
情報交換しまくっている
和歌山県みなべのヤマバンさん。
共に超強風地域ですね。
さて、標準仕様では
屋根って「釘」で固定するのが一般的ですが
オガサでは強風対策として
軸径4㍉以上のビスを使って固定します。
そして、その取り付けピッチも
風圧計算を行い耐風圧を求めてから
留め付けています。
(約3割増し、位かな〜?)
また棟やケラバなど
局部的に強い風を受ける部位には
厚板金属を使った補強工法も
時には用います。
って、紹介させて頂いたら
そのまま掲載されていました。(汗)
自分たちが普段から行なっている施工方法が
全国版の建築専門誌に取り上げられることは
非常にありがたい話ですね。
昔からの「しきたり的感覚施工」では無く
耐風圧計算により
屋根の数値を叩き出し
そこへ職人と技術者の
知識と経験を融合させることで
猛烈な台風に耐えられる屋根が
生まれってワケなんですよ。
エッヘン!!!
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。