今まで大きな工場の屋根調査といえば
足場を組むか、
高所作業車を使っていました。
ハシゴじゃとてもじゃないけど
上がれないし、危険ですからね。
しかし、高所作業車はレンタルですので
借りるに時間は掛かるし
コストも掛かる。
(足場はもっと、、、)
それに全体を見たけりゃ
車自体を何度も移動させて
設置し直さなきゃいけないし
工場全周に設置できるとは限りません。
オマケに屋根の中心付近は
作業車のブームが届かないので
調査確認は困難です。
で、ここ最近は
ドローンの調査が多くなりましたね。
カメラも非常に高性能で
ズームが効きますので
ドローンをできるだけ屋根に近づけて
そこから更にズームすると・・・
米粒くらいの大きさでも
しっかりと確認できます。
地面に居ながらにして。
ただね、風に注意なんですよ。
風速6m/sがフライトするや否や
ポイント。
8m/sになると
ホバリング(空中でじっとしている)
自体が困難ですからね。
この風対策は高所作業車も同じ理屈です。
地上より屋根上では
高ければ高いほど風速は強くなります。
まぁ一般的に5階の屋根で
2倍は差があるでしょうか。
また風は舞っていますので
不意に風向きが変わると
ドローン自体の姿勢制御が追従できずに
落下する恐れがあります。
はたまた風に抵抗していれば
バッテリーの消耗も早いですから
飛行距離と帰還ルートも大事です。
今のドローンって
高性能なので初心者でも
「飛ばす事」自体は案外簡単です。
しかし、安全でスムーズにとなれば
それなりの訓練と経験
そして知識が必要です。
あ、許認可は最低限の準備ですよ。
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。