雨漏りを真相追求せよ!

vol.2346

今回は香川県の企業さんから

「工場の雨漏りが

 いくら修理しても止まらない!」との

相談をいただきました

まず、漏れている箇所の確認

 

天井にシミを発見!

 

ま、シミだけならまだしも

その下の生産ラインにも

水が落ちているので

これが厄介

 

しかし、いきなり

屋根や外壁を見に行くのはまだ早い

 

まずは建築図面を見せてもらい

問題箇所とその上部の建物構造を確認

 

それから上階に上がって

屋根や壁を点検し

おおよその原因を探っていきます

 

そして再び図面を確認して

原因箇所を特定します

 

今回も怪しい箇所が

いくつか見つかりましたね

 

屋根直上だけでなく

外壁のサイディング部分にも

経年劣化が見られました

 

サイディングって

見た目は異常がなくても

プロがガン見すると劣化が確認できます

 

その代表がジョイント部分

ここから雨水が侵入することが多く

原因のひとつになるんです

 

サイディングの防水ってのは一次防水で

建物内部に水を侵入させないためには

二次防水である

壁内の透湿防水シートが最重要

 

シートがしっかり施工されていなければ

雨は確実に建物内に入ってしまいます

 

その昔は「シート貼らなくても大丈夫」と

言われることもありましたが

メーカー仕様書にはしっかりと

防水シートの重要性が

記載されていますからね

 

止まらない雨漏りって

単純な理由を原因に決めつけ

ロジック的に真相を追求していないのが

多いモノです

 

11月14日からの3日間
高知ぢばさんセンターで開催される
【ものメッセ KOCHI2024 】
第13回高知県ものづくり総合技術展に

今年もオガサは出展いたしますw

皆様が会場に来てくれるまで
ず〜っとお待ちしていまーす

 

■オフィシャルHP■
http://www.ogasaseikou.jp  

■工場倉庫の暑さ・熱中症を解決&節電ルーフのサイト■
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■南海地震へ備えろ!高知県認定 減災遮熱ルーフ
ガルパワー®

■柱なしの大空間 大人の秘密基地
スチールアーチ

〜毎週金曜日更新〜
■オフィシャルYoutube動画■
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ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
高知の地震や災害に強く、
遮熱屋根工事で暑さ対策も行う
雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。