vol.2194
昭和の時代に流行った
屋根に設置する太陽熱温水器
うちの実家にも
その昔ありましたね
真夏なんて沸騰寸前まで湧き上がり
そのままじゃ熱すぎて
ぬるくしないと
風呂にも使えない高機能
また冬でもぬるま湯レベルまで
温められる高性能
自然のエネルギーを無駄なく使う
とってもエコな湯沸器です
今ときならSDGsって感じでしょうか
でも、この温水器の重さが
約300kgもあるって知っていました?
タンクの水が約200kg
システム自体で100kg弱
実はそんな重量級の
屋根上の設備なんです
現状の耐震基準の住宅に設置の場合は
この重量ってのは問題ないんんでしょうが
1981年以前、旧耐震の住宅に
設置されているなら、もしかすると
安全性の確認が必要かもしれません
300kgを超える温水器を
そもそも屋根に設置する計画で
設計していない住宅が多いんです
先月の能登地震では
旧耐震基準の脆弱で
屋根の重い住宅が多数倒壊しました
でも、住宅の高所を軽くするれば
地震での揺れを軽減でき
建物の柱や基礎へのダメージを
圧倒的に軽減できます
築年数が経過している住宅では
太陽光温水器の設置が適合化か?
確認するのは必須ですよw
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。