固定概念をぶっ壊せ!

vol.2155

知らない街へ行った時

変わった建物や

面白い建物はない? って

地元の方によく尋ねています

 

で、今回はメガネ屋さん

 

「その外壁は日差しによって

 色が変わるんだよねー」って情報をもとに

早速寄ってみました。

 

確かに外壁面に「銅板の切り板」を貼り付けた

なんともデザイン性がとある街のメガネ屋さん

 

いや、、、パン屋さんも入ってますし

カフェ的な部分もありますので

もうメガネ屋さんってジャンルじゃないのかも?

 

そう日本トップのメガネブランド

「JINS」なんです

 

で、外からじーっくり見学し

あーでもない

こーでもないって

独りぶつぶつ言いながら

もうほとんど調査状態(笑)

 

この外壁の工法は

銅板の四隅をハゼ折して

カシメ繋ぐ伝統的な屋根工法

正式名称は「一文字葺き」

 

これって神社仏閣、日本建築等の

「屋根」に使うのが一般的な工法

 

それを外壁に

しかも斜めに、、、

そして大きさも不空いなランダムってのは

やはり斬新ですね

 

銅板の酸化具合で表情は経年変化しますし

継ぎ目部分の「影」が

時間帯によって意匠性が大きく変わります

 

いや〜プロの自分が見てもこれはシブい!

 

こういった施工方法や

使い方にこだわらない

斬新なアイディアって大事だよなぁ

結局、このデザインに感化された私は

視力1.2のくせに

6個目のメガネを買っちゃうのでした(笑)

 

それではまた。

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。