割れ、ヒビが無いのに漏る屋根

vol.2104

梅雨、、、明けたんだろ⁉

でも今日はあいにくの雨(時々)

 

なので古くなった瓦の撤去は

デキません。

 

で、屋根の葺き替え工事も

ストップしたまま。

 

仕方ない、、、

お天気には誰も勝てませんからねw

 

 

さて、築年数が経った瓦屋根は

パッと見た目に異常が無くても

我らプロが見ると

漏っているのが分かります。

 

正式には室内にまで漏っているヶ所が

有るか無いか、多いか少ないかなんです。

 

いざ瓦を剥いでみると

防水シートが雨浸みだらけってのは

良くあることですね。

 

そしてその防水シートが

劣化により

止水機能が無くなっている箇所から

漏るんです。

 

要するに古くなった瓦は

雨が極端に入りやすい状況。

 

その原因はコケや砂埃の堆積で

継ぎ目から雨を吸い込んでいますし

それを排水できないからなんです。

 

また塗膜の剥がれが悪さするのも

その原因のヒトツですね。

ちなみにコチラのお宅は

20年ほど前に塗り替えした屋根ですが

もう瓦の基材(本体・素材)が劣化して

完全に止水性能は無くなっていますね。

 

こうなれば塗り替えでの防水性能の回復は

まず難しい、、、

 

なので今回は

葺き替えプランでのリフォームです。

 

加えて軽量化にもなるので

家の耐震性向上も期待が「大」ですねw

 

 

ところで、、、

明日から梅雨明けの夏空になるのかな?

 

そうなると屋根葺き替えも

一気に幕開けです。

 

本格的な屋根工事が

スターティンググリッドに付いた感じかな(笑)

 

それではまた。

 

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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。