vol.2051
突然ですが、、、
山梨県は
小菅 源流の村での目覚め。
都心から約2時間で行ける
人口700人余りの限界集落。
(今は「でした」の過去形です)
そこは村全体がホテルって
コンセプト。
で、今回泊まった宿は
重要文化財的な価値をも持つ
築150年以上の歴史を誇る旧邸宅
かつては茅葺き屋根だったのを
現在はガルバ瓦で葺き替えていますんで
もう大好物の施設なのでした。
さて、その村に温泉施設や
道の駅、物販店が完成した平成初旬
それらの施設の利用客は少なく
また運用もほぼされていない状況だったそうで。
よくある箱物行政ってやつですね。
施設は完成したが運用が全く出来ていない
税金の無駄使いになりかけて、
そこから今へ続く村つくりは・・・
って事じゃ無く
建築(たてもの)は
使ってナンボの世界だと思います。
文化財的な施設でも
いわゆるハコ物的な施設でも。
はたまた住宅でも。
今回泊まった古民家も
使うからこそ次の世代へ
そしてその次の世代へと
建物も文化も引き継がれます。
つくる責任
つかう責任
ここでもSDGsですな。
それではまた。
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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。