屋根を葺いて葺きまくる

vol.2018

毎日屋根をつくっていれば

屋根を「葺く」という言葉が

飛び交っています。

 

その「葺」は

音読みでは「シュウ」

訓読みでは「ふ」くor

「つくろ」う、と読み

 

「茅(かや)や木板、

 瓦などで屋根をおおう」という

意味があります。

 

屋根をつくる場合

一般の方はやはり、

屋根を「取り付ける」とか

屋根を「工事する」って言葉を使いますが

自分たち屋根マンは

屋根を「葺く」一択ですね。

 

住宅の屋根だろうが

工場の屋根だろうが

新築でもリフォームでも

切り妻でも寄せ棟でも入母屋でも

屋根は全て「葺く」で総括りです。

 

ですから自称

「屋根マン」や「屋根人」と申しますが

いわゆる「葺き師」ってのも

まんざらではないのかな?と(笑)

 

てなことで

1月とは思えない暖かい空模様。

2023年も葺いて葺いて

葺きまくる1年でありたいと思います。

 

でも今は

雪害で壊れた雨樋修理を急がなきゃ!

 

ちなみに雨樋の取付けは

「掛ける」と申します。

 

それではまた。

 

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小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。