秋ですが、防災へは取り組みは?

vol.1987

今日から11月がスタート

そんな月初の大イベント

「カレンダーめくり」が

自分は好きです。

「日本の名峰」カレンダーも

「蒸気機関車」カレンダーも

 

めくれば秋色がグッと

濃くなってきますからね。

 

 

さて、秋色が深まる

今日この頃でございますが、

南海地震はいつ発生しても

不思議ではありません。

 

そんなこんなのこないだ

防災士の会合で

香美市にて講演を行ってきました。

 

題して「南海地震から命と生活を守れ!」

 

災害へは

「備える」「逃げる」「生きる」の

3つポイントがありますが

 

どうしても「生きる」がメインとなり

「備える」に対しての意識が

低いように感じます。

 

簡単に準備が出来る

避難袋や水、3日分の食料を構えて

 

「防災しています!」

 

とは言っても

地震の揺れが収まった際に

家具や我が家に押しつぶされたら

その備えは役立ちません。

 

THE ENDでございます。

 

建築側の立場だからこそ言えるのは

まずは建物倒壊による

人的被害を最小限にしなきゃ!です。

 

でなきゃ、水も非常食も

そして津波への備えも

役に立たないってコト。。。

 

確かに水や食料の備えは大事ですよ。

もちろん決して間違いではありません!

 

でも、、、

どうしても人は簡単にできることで

備えに満足してしまうんですよね・・・

 

なので、90分間

先ずは建物倒壊を防げ!をテーマに

皆さんが準備している

「水や食料」が役立つよう

屋根の軽量化と耐震補強の必要性を

しっかりとお伝えしてきました。

 

おっと!そんなコト言いながら、、、

 

非常水、食糧、発電機を

点検しとかなきゃ。

 

それではまた。

 


(2022年1月より不定期発信)

〜毎週金曜日更新〜
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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。

 

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。