「秋の日はつるべ落とし」
と言われていますが
ここ最近の日暮れホントは早い。
16時半を過ぎると一気に薄暗くなり
日没の17時を過ぎれば
途端にもう真っ暗です。
さて、冬になれば
日が短くなるように
たて樋も短くなります。
夏場より気温がグッと下がるので
熱伸縮が起きるんですね。
猛暑の日中は
たてとい自身が日射の影響で
50℃近くまで上がりますが
真冬にはマイナスまで下がりますので
その温度差は50℃以上。
塩ビ樋の特性として
10℃の温度差で1mあたり約0.6㍉
伸び縮みが発生しちゃうんですよね。
なので設置時の気温にもよりますが
夏と冬とでは10mで約3センチは
計算上、伸縮しますね。
なので、その伸縮破損防止のために
樋2本ごと(約10m弱)に
伸縮ソケットを設けています。
もちろん屋根も
温度変化による熱伸縮の影響は
絶対に受けるので
設計、施工共に重要なポイントでございます。
塩ビと金属の熱膨張係数は大きく違いますが
その物性をしっかりと理解しておかないと
伸縮破断が起き、結果
雨漏りが起きたり強風でぶっ飛ばされたりの
事故が起こるのです。
技術だけではなく知識も
「強い屋根と樋」をつくる要素のなんですね。
では、また明日!
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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。