秋もめっきりと深まり
朝晩は涼しいどころか
ちょっぴり寒くなってきました。
日の出も6時を過ぎてからだし
日の入りも5時半前になっています。
秋本番となりお日様も
どんどん低い位置になり
日中は家の中にも暖かい日差しが
たっぷり入ってきますね。
今流行のシンプルモダンな
箱形住宅なら、軒先が出ていないので
年がら年中、日差しが差し込みます。
コレって冬場はいいんですが
夏はなっかなか暑いと聞きますね。
ですから住宅っちゅうのはやはり
軒先やケラバを出すべきですよ。
60センチとか中途半端じゃ無く
90センチは出してあげたほうが
真夏は日差しを遮り、
お彼岸頃から冬の間なんて
ポカポカ陽気が日中ずっと
差し込んでくれます。
それと軒先が出ていると
壁や窓に
雨が直接掛かりにくくなるので
外壁の汚れや劣化が
ずいぶんと減りますね。
その証拠にちと古い高知の民家は
軒先やケラバがグッスリ出ちょりますし
外壁に木や瓦を使った
「水切り」が付いていますよね。
横殴りの雨をなるべく
壁に伝わさないようにする
土佐人の工夫です。
やはりその土地に伝わる
昔ながらの家の仕様って、
それなりに理由があるモノです。
ところで、、、これからの季
木漏れ日が差し込む縁側で
昼下がりにゴロゴロするのも
実は自分、、、割と好きなんです(笑)
では、また明日!
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高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。