軽くて強い「ガルバの屋根壁」

屋根やら壁やら

建築外装の素材に引っ張りダコな

ガルバリウム鋼板。

 

軽くて高耐久なんですが

よくその厚みに驚かれます。

 

一般住宅の屋根によく使われる

ガルバリウム鋼板は

0.35㍉〜0.4㍉厚が主流ですね。

 

「えっ!!!

 5㍉厚くらいはあるんじゃないの?」

 

いやいや、、、1㍉以下でございます。

 

工場の大型屋根によく使われている

折板(ルーフデッキ)でも

0.8㍉厚が主流なんですよ。

 

それくらい

ガルバリウム鋼板は

薄くても丈夫なんです。

 

でもね、、、

 

そのままじゃペラペラなので

凹凸を付けたり

折り曲げたりで

しっかりと強度を保っています。

 

だから厚みがありそうに見えるんです。

 

金属の”塊”である車がそうですよね。

 

ボンネットなんかも

1㍉厚以下の鋼板が使われていますが

その証拠にボンネットって

(内部に一部補強もある)

湾曲させて強度を保っています。

 

衝突安全性ってのもありますが。。。

 

兎に角、金属は薄くても強いんですよ。

 

ちなみにスレートや瓦

サイディングなど窯業材は

薄くすると脆くなるので

厚みで強度と(一部は水密性も)を保っています。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。