秋晴れの下、色んな屋根を作っています。

鉄骨造の屋根って

一般的な住宅屋根の構造とは

全く違っていますよね。

 

ですので、

鉄骨の梁の上に

ガルバ屋根を固定する専用金具を

溶接で「いながら」取り付けて

屋根を葺きます。

 

ですが、違うのは

見た目と材質なんですね。

 

基本的な構造は一緒なんです。

 

我々からすると。

 

なので、屋根の基本性能である

止水性能や耐風圧性能は

鉄骨だろうが木造だろうが

ポイントは同じなんです。

 

この屋根は水上側から軒先まで

40mを超えています。

 

コレをガルバリウム鋼板の

特性を生かして

1本物で

製作して屋根伏せします。

 

こうする事で継ぎ目の無い

雨漏りしない屋根を

つくることがデキるのです。

 

しかし施工はチョイとシビア。

 

クレーンで50センチ幅のガルバ屋根を

1枚1枚吊り上げて葺くのですが

曲がらないよう、折れないように

現場で繋ぎ合わせた鉄骨を

ワイヤーで吊り、

その鉄骨に再びガルバ屋根を吊り下げて

地上から屋根へ搬入するんです。

住宅の屋根であろうが

このような大型店舗の

屋根だろうが

双方の現場で培ったノウハウを

逆に双方へ生かす。

 

そんな技術の研鑽が

チョイと楽しい

今日この頃なんです。

 

では、また明日!

 

ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、屋根遮熱工事で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。

投稿者:

小笠原孝彦

株式会社オガサ製工 代表取締役 1970年高知県高知市朝倉生まれ ガルバリウム鋼板屋根の製作施工と遮熱技術で、工場や倉庫の暑さ対策を行っています。 そして南海地震対策のひとつなる住宅屋根の軽量化をガルバリウム鋼板で推進し、あわせて雨漏り修理も専門分野です。 一般社団法人 地震倒壊死から命をまもる建築専門家協会(地命協)代表理事 近年必ず起こる「南海トラフ地震」発生時に、建物倒壊による悲惨な圧死・窒息死を少しでも減らし、また速やかに避難することで、津波や火災から命を守る情報を建築専門家が発信しています。