ウチの会社は

海岸線から約1.5kmしか離れていないので

台風時には外に出ると

波の音が風に乗って聞こえてきます。

 

そんな時の風は

塩分のタップリ含んでおりますので

THE「塩」祭です。

 

 

さて、昨日訪問した企業さんは

海から500ｍ程しか離れていません。

 

ですから台風や強風時には

海水が風に舞って

屋根や壁に付着し、サビの原因になる

立地条件がウチより酷いんです。

 

まぁ俗に言う「塩害」ですわ。

 

しかし建物の外部が全て、

塩害に遭うっちゅう訳ではございません。

 

比較的セーフなのは、

実は屋根なんです。

 

理由は・・・

 

雨が掛かるから。（笑）

 

そうなんです！

 

雨が塩分や不純物を

洗い流してくれますので

塩害に対しては

神経質になることもございません。

 

しかし、要注意な部分は

軒下など雨が掛からない部分です。

 

風に舞った塩分や不純物は容赦なく

軒下に固着し、空気中の水分で

更に凝固に固着します。

 

コレが金属を腐食させる

大きな原因となるのです。

 

それを防止するのは

（チョット大変ですが）

水洗いですね。

 

定期的＋強風後です。

 

でもね、平屋など手が届くとこなら

まだましですが

それ以上の高さになると

現実的には水洗いはキツいです。

 

今のところ、

やってる人や企業さんに

お会いしたことはございません。

 

ですからココでオススメなのが

塩害等に強い耐汚染鋼板か

カラーステンレスなんです。

 

コチラの企業さんでは

雨の掛かるところは

全てガルバリウム鋼板製ですが

軒下は「カラーステンレス」で

外壁を貼っています。

 

このハイブリッドな素材使いも

コストと耐久性のバランスなんですね。

 

しかし、ステンレスは素材が硬く

「なえし」が小さいので

どうしても歪みが表面に出ます。

 

でも、それが金属っぽくて

イ〜んですよね〜・・・って

自分は思います、ハイ。

 

それではまた。

 

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雨漏り修理と屋根リフォーム専門。
高知の【株式会社オガサ製工】
小笠原孝彦(おがさわらたかひこ)でした。