気象庁の発表によると夏の猛暑の際に
熱中症への注意を呼びかける
「高温注意情報」について、発表基準を
これまでの予想最高気温から
「暑さ指数」に変え、
環境省と共同で発表することになりました。
まずはこの夏、
関東甲信越で先行して実施し
来年からは全国に拡大する方針だそうです。
現在、最高気温が35℃以上!と
予想される場合などには
「高温注意情報」を発表していますが、
熱中症に大きく関わる湿度などを
反映できないことが課題となっていますからね。
さてこの暑さ指数(WBGT)とは
人体と外気との熱のやりとりに着目した指標で、
影響の大きい ①湿度、 ②輻射熱、 ③気温の3つを
取り入れた指標なんです。
オガサでは工場の暑さ対策を行う時、
現状を専用の測定器を使って
暑さ指数(WBGT)で数値化しています。
実は気象庁も発表したように
工場内の暑さなんて
温度だけじゃないんですよね。
湿度もそうですが
輻射熱も「暑さ指数」に
大きく反映してきます。
夏の暑さで屋根が熱せられ
屋根から輻射熱が室内に降り注ぐことによって
工場内の気温がぐっと上がるんです。
(人体もこの輻射熱で直接、熱せられます)
ですから結果的には
気温は上がってくるんですけど
この暑さ原因のヒトツでもある
輻射熱をしっかりと測定器で捉えて
見える化するのが黒球温度計なんです。
マイクのような黒丸い先端部分で
輻射熱を感知し
気温と湿度と掛け合わせて
暑さ指数(WBGT)になるんです。
関東から先行して使われるそうですが
オガサでは3〜4年前から使用していますので
ちょいと都会より先取りです。
今年の夏は猛暑予想も出ておりますので
しっかりと、この測定器を使って
工場や倉庫を快適にしていきたいと思います!
では、また明日!
ガルバリウム鋼板屋根への葺き替えで
地震に強く、遮熱工法で暑さ対策も行う
屋根リフォームと雨漏り修理専門の
【株式会社オガサ製工】小笠原孝彦
(おがさわらたかひこ)でした。