瓦棒屋根の工場暑さ対策と雨漏り改修工事、高知県高岡郡

高知市内にある製造業者さまの作業用倉庫です。スレート屋根が劣化して見た目が気になってきたので葺き替えをしたいとのご相談でした。お話を聞く中で作業中の暑さにも悩んでおりどうにかならないかとの声もありましたので、既存屋根の上に遮熱シートを敷きその上に新設の屋根を葺くエコ遮熱ルーフカバーリング工法をご提案し、施工させていただきました。

工事概要

施工場所 高知市内某所
施工規模 89.3㎡
工 法 エコ遮熱カバー工法
使用材 KTルーフ
遮熱使用材 超薄型アルミ製遮熱材「リフレクティックス」

屋根改修工事:前
既存屋根は大波スレート葺き。
形状は切り妻屋根です。

屋根改修工事:後
新設屋根にはKTルーフを採用して、カバーをしました。
間に遮熱シートリフレクティックスを敷き込んでいます。

お困りごと

建物自体が古く屋根もかなり劣化が目立ってきました。美観性が落ちたことも気になりますが、このままでは雨漏りもするのではという不安もあります。また、夏場は倉庫内の暑さが酷くこの労働環境もなんとかできないものかと悩んでいます…。

解決策

当初は古いスレート屋根の美観性を取り戻すべく、ガルバリウム屋根への葺き替え工事のご相談でした。しかし倉庫内の暑さにもお悩みということでしたのでエコ遮熱ルーフカバーリング工法のご提案をさせていただきました。

工事のポイント

暑さの原因である熱を跳ね返す遮熱材「リフレクティックス」を既存屋根の上に敷き、その上に新設の屋根を葺く工法です。これによって新しいガルバリウム屋根へと生まれ変わり、暑さのお悩みも解決いたします。

施工後の温度測定

工事完了後、温度測定を行いました。
リフレクティックスを施工した屋根の裏面温度は約37℃(写真右のサーモグラフによる)、なにもしていない壁面温度は50.4℃(写真中心部の測定箇所)でその差は12.6℃でした。いかにリフレクティックスが熱そのものを反射して、内部(室内)に暑さを寄せ付けていないかが分かります。

施工の流れ

①施工前

②落下防止ネット敷き

③金属タルキ用金具取付け

④遮熱シート施工状況

⑤金属タルキ下地留め付け

⑥金属タルキハット型取付け

⑦透湿シート敷き状況

⑧透湿シート平板留め付け

⑨軒先水切り用下地取付け

⑩軒先水切り取付け

⑪新設屋根葺き状況

⑫棟包み用下地取付け

⑬棟包み用下地取付け

⑭施工完了・横方向から

⑮施工完了・上から

株式会社オガサ製工
個人の方

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