高知県立南高校体育館 瓦棒屋根の雨漏り改修工事

高知県立南高校体育館屋根改修工事です。
築30年の既存屋根はカラー鉄板製瓦棒葺き。
ガルバリウム鋼板が普及する前の屋根材なので、サビ・劣化が進み、数年前からの台風や強風時に雨漏りが発生しておりました。度々修理するが雨漏りが止まらなく、改修工事前の調査・設計段階から協力させて頂き、カバーリング工法での改修工事をしました。

南高校体育館 屋根雨漏り改修工事

瓦棒葺き屋根のガルバリウム鋼板カバー工法

学校側・行政の困りごと

数年前からの台風や強風時に雨漏りが発生しており、度々修理するが雨漏りが止まりません。そして体育館床の水滴で生徒が部活中にスリップ転倒の恐れも・・・
部活や行事に支障を起こすし、生徒の事故防止にも雨漏り解決をさせなければ、との事。
まして、5月は県体前の部活練習強化週間なので内部は通常稼働。
雨漏り改修工事は可能なのか?

解決策・ポイント

改修工事の調査・設計段階から協力させて頂きました。

まず、体育館内部を常時使用しているとのことで短工期が必須。そして、生徒の通学安全考慮やフェンス設置等で、大型重機が侵入できない事の2点が学校側の条件でした。
そこで、ガルバリウム鋼板「カバー瓦棒ルーフ」を浦戸湾沿いの塩害を考慮し、ガルバリウムフッ素鋼板にてご提案・施工しました。
既存瓦棒屋根を剥がさない工法なので、短工期。天候の影響もあまり受けない工法です。

そして大型トレーラー等大型重機対策には現場成型にて製作施工で対応しました。本来ならば屋根材を工場で製作し、トレーラーで運搬、大型クレーンで搬入なのですが、現地屋根にステージを組み成型機械と材料を持ち込み屋根上で製作・同時に施工しました。

工事概要

施工場所 高知市桟橋 高知県立南高校
施工規模 RC造 一部鉄骨3階建て 築28年 カラー鉄板瓦棒葺き 2060㎡
工法 瓦棒カバー工法:18m長尺材の為、現場成型工法
特殊付帯施工 棟の一部強風対策の為、接着工法併用
使用材 ガルバリウム・フッ素鋼板 厚0.4ミリ
施工期間 約2ヶ月工期
自然式換気棟 大型物件専用換気棟
屋根改修工事:前

屋根改修工事:前

屋根改修工事:後

屋根改修工事:後

体育館周りにはネットやフェンスなどが設置されており、重機の進入が難しい状況でした。

屋根上換気扇:工事前

屋根上換気扇:工事前

屋根上換気扇:工事後

屋根上換気扇:工事後

新築時に機能していた換気棟も雨漏りが酷い為、完全にふさいでいました。今回は大型物件専用の高気密、高換気のシステムを提案し施工しました。

屋根瓦棒改修工事:前

屋根瓦棒改修工事:前

屋根瓦棒改修工事:後

屋根瓦棒改修工事:後

施工の流れ

工事前

どこから資材を屋根に上げるか?施工計画を緻密に行いました。

現場屋根成型①

学校に影響のない渡り廊下の屋上にステージを組み、成型機械を設置し屋根材を製作しました。

現場屋根成型②

劣化フックボルト

機械に傾斜を付け、成型後はそのまま屋根上に屋根材が搬出されます。

屋根材仮置き~運搬①

屋根材仮置き~運搬①

成型した瓦棒材を屋根面ごとに配ります。

屋根材仮置き~運搬②

屋根材仮置き~運搬②

重機が使えないので5人~10人がグループになって声を掛け合いながら「マンパワー」で行います。

屋根材仮置き~運搬③

屋根材仮置き~運搬③

屋根の向こうに「わんぱーくこうち」の観覧車が見えてます。

屋根材仮置き

ゼロディー金具取付

成型した瓦棒材を屋根面ごとに配ります。

屋根葺き~運搬~①

屋根施工

重機が使えないので5人~10人がグループになって声を掛け合いながら「マンパワー」で行います。

接着剤併用

接着剤併用

自社の風圧シュミレーションで屋根の一部分が屋根性能より風圧が上回るとで解析できたため、接着工法も併用しました。

既存棟の撤去確認

棟解体1

既存棟の撤去です。度々の修繕で新築時の設計図面と大きく変わっていますので解体施工の計画を立てています。

既存棟の解体開始

棟解体2

現状の大きな棟を取り外すと新築時の塔屋が現れました。

既存棟の解体

棟解体3

完全に枠組み鋼材も解体します。

換気棟材搬入

換気棟

メーカーで製作した換気棟のルーバー材が現場搬入されました。

換気棟水切り下地設置

換気棟

棟水切りを取付し下地金具を設置しています。

完成

換気棟

ルーバー本体も設置しいよいよ完成です。職人さんが取付の確認をしています。

換気棟完成

換気棟完成

大型物件専用換気棟も設置し完成。

完成

完成

隅棟と本体も完成です。

完成

完成

高耐候材のガルバリウムフッ素鋼板で新築時より塩害対策に高性能な屋根が完成しました。

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